よしだ ただお
1908(明治41)年9月19日~1993(平成5)年7月3日 富山県出身
YKK・YKK AP創業者
戦後日本の手作業によるファスナー生産に危機感を抱き、業界全体が反対する中で単独での機械導入を決断、YKKを世界を代表するファスナー企業に育て上げる
- 1908(明治41)年9月19日
富山県下中島村住吉(現・魚津市)に久太郎、セツの四男として生まれる - 1923(大正12)年
14-15歳 長兄のゴムぐつ商売を手伝う - 1928(昭和3)年10月
20歳 貿易商を夢見て上京、中国陶器の輸入商・古谷商店 にて奉公 - 1934(昭和9)年1月1日
25歳 奉公先の古谷商店 倒産、古谷商店が副業として手掛けていたファスナーの半製品が大量に残っており、それらを買い取って サンエス商会(後に吉田工業、YKK) 創業 - 1945(昭和20)年8月
36歳 東京大空襲で工場を失い一旦解散していたが、魚津鉄工所 を買収し、吉田工業(後にYKK) 設立 - 1946(昭和20)年1月
37歳 『YKK』 商標の使用を始める - 1949(昭和24)年12月
41歳 アメリカ製ファスナーの機能・デザインに衝撃を受け、戦後日本の手作業によるファスナー生産では「ひとたまりもない」と判断、アメリカ製チェーンマシーンの導入を競合他社にも働きかけるが受け入れられず、自社単独での機械導入を果たす - 1950(昭和25)年5月
41歳 アメリカ製チェーンマシーンと同性能機械の国産化を画策、日立精機 と共に開発、ファスナー生産工場の基礎が固まる - 1954(昭和29)年
46歳 工場のオートメーション化と一貫生産工場化、それに伴うアルミ合金の自社量産を画策、後に世界に誇るファスナー新商品の開発・アルミ建材事業展開へと繋がる - 1959(昭和34)年
50-51歳 インド・カルカッタに初めての海外工場を設立、以後世界各地に現地工場を展開 - 1961(昭和36)年11月
52歳 アルミ建材事業の生産・販売を開始、後に YKK AP に - 1993(平成5)年7月3日
84歳 逝去
参考文献
私の履歴書 - 昭和の経営者群像(4) 日本経済新聞社 1992
20世紀 日本の経済人(2) 日本経済新聞社 2001.2